2017/04/24

the Way I Am - Ingrid Michaelson

Ingrid Michaelson の歌う新しい愛のカタチ(後述)
みんながおかしいのに、自分だけ浮いちゃうとちょっとつらい
鼻にサクランボ付いてますよ

----------
あなたが転びそうになったら
私が受け止める
光が要るなら
マッチを見つけてくる

だってあなたの「おはよう」が好きだから
私らしく居させてくれるから

あなたが凍えるときは
私のセーターを着て
頭が痛ければ
私が何とかしてあげる

だって私を呼ぶ感じがが好きだから
私らしく居させてくれるから

薄毛が始まったらリアップ買ってあげる
裂けたところは繕ってあげる

あなたを誰よりも愛しているから
あなたが私を
私らしく居させてくれるから

----------
PVは、みんな道化を演じてるけど私はできない。
みんなおかしいんじゃないの!?
と思ってたんだけど、
はぐれ者の私も好きになってくれる人が...みたいな
ちょっと歌詞の雰囲気と違うような気もします。

唐突に出てくる "Rogaine" これは育毛(発毛)剤のブランドです。で、これと同じ成分(ミノキシジル)を含む市販薬が日本だとリアップなんですよ。そういうわけで登場してもらいました。
まぁ世の男どもが気にしてることを分かったうえで「私はそんなこと気にしないわ、カッコつけなくても良いから」ってことなんでしょうけど、男性としてはそんなこと言ってくれんなよという感じですよね。
Ingrid 女史は「シワが増えてきたらシワ取りクリーム買ってあげる」みたいなこと言われて喜ぶんですかね(欧米では日本ほどシワやシミを嫌がらないらしいですが)

"I love you more than I could ever promise" は「今まで付き合った誰よりあなたのことを愛している」という意味だと思うのですが、敢えてぼかしてどうとでも取れそうな表現にしました。これもファンタジーですよ、過去の恋人との比較して大好きって言われても...ねぇ

詰まらんことをグチャグチャ書きましたが、いい歌だと思います。
転びそうになったらキャッチするとか、寒かったらセーター貸しちゃるとか、最初は無意識に男性目線の歌かなと思ったんですが、薄毛の話題は(その無遠慮さも含めて)明らかに女性から男性に向けたものですよね。旧来の男らしさ・女らしさみたいなものに囚われない愛の形を歌っている素晴らしい歌じゃないですか。って結局最後まで茶化してるみたいになってしまった。

0 件のコメント:

コメントを投稿

感想、お気づきの点、その他何でも

※コメントは管理者の承認を経て公開されます